Béla Fleck and the Flecktones 『Live at the Quick』(2002)
ブルーグラスとジャズの調和した、とにかくゴキゲンな演奏で、よく車を運転しながら聞いているアルバム。とくに8曲目のBig CountryはBelaの作曲で、聞いているだけで笑顔になってくるような底抜けの明るい音楽。
Béla Fleckはアメリカのバンジョー奏者。Béla Fleck and the Flecktonesはジャズをベースにブルーグラス、フュージョン、ファンクを吸収したジャムバンド。この音源はフェアフィールドのThe Quick Center for the Artsで録音されたもので、ゲストミュージシャンに世界からタブラ、ホイミー、スティールパンの奏者なども集めて演奏された。
Julian Waterfall Pollack Trio 『Waves of Albion』(2013)
Bill Evans and Jim Hall『Undercurrent』(1962)
こちらは定番のアルバム。Bill Evansはどうしても破滅的というか、死の匂いがして、聴いていて辛くなるので聴くことができないアルバムがいくつかあるのだが、このアルバムはなぜだろうか安心して聴くことができる。My Funny Valentineはしっとりと演奏されることが多いけれど、アップテンポで小気味よい演奏。シンプルなデュオの聞き所はやはり掛け合いで、ソロとバッキングが絶妙に絡み合う音は至高。
Charles Lloyd and the Marvels 『I Long to See You』(2016)
これは比較的最近のアルバムなのだが、バラカンさんがこの中のShenandoahをラジオで掛けていて一目惚れ(一耳惚れ?)したアルバム。バラカンさんも2週連続で同じ曲を掛けるという滅多にないことをしたけれど、それも納得できるような良い演奏。ディランのMasters of Warがアルバムの先頭にあり、Norah Jonesをゲストに迎えたYou Are So Beautifulも本当に素晴らしい演奏。疲れた日に洋酒を片手に、ただただ聴くことに徹したい1枚だ。
David Murray 『Ballads for Bass Clarinet』(1995)
バスクラリネットは木のぬくもりで繊細さと力強さを併せ持った素晴らしい楽器だと思うのですが、どういうわけかあまり人気がない。バスクラ奏者と言えばEric Dolphy、Chris Potter、Murcus Miller、Eddie Daniels等が挙げられるがどれもバスクラ専業ではない。David Murrayもサックス奏者だが、このアルバムはその名の通りバスクラを主役にした1枚で、低音の力強さと伸びのあるあたたかな高音とを存分に聴くことができる。
Pat Metheny 『Secret Story』(1992)
90年代のメセニーはあらゆるジャンルの壁を取り払おうとしたようで、このアルバムはまさにその試みを象徴するようなアルバム。冒頭Above the TreetopsはカンボジアのRoyal Ballet of Cambodiaとカンボジア王宮の合唱団が参加している。伝統音楽やロックの雰囲気を匂わせる音楽だが、参加ミュージシャンも豪華で、Lyle Mays、矢野顕子、Toots Thielemans、Charlie Haden、兄のMike Methenyなど20人以上が参加している。ThielemansのハーモニカとCharlie Hadenのベースが優しいAlways and Foreverや、Gil Goldsteinのアコーディオンが存在感を示すAntoniaはいつ聴いても素晴らしい演奏だ。
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